~設計段階でのコンセント計画が最大の節約ポイント~
平屋は2階建てよりも侵入経路が多く防犯面では心配も多くなります。そこで、防犯カメラを設置することで、万が一の時の記録はもちろんのこと、カメラの存在自体が防犯意識の高い家アピールとなり、犯罪者を遠ざける有効な手段となります。
とはいえ、業者依頼で20〜30万円ほどかかることが多く、できるだけ安く導入したいという方も多いでしょう。
この記事では、最近新築平屋を建てた筆者自身がDIYで設置した実体験をもとに、
“安価かつ外観に配慮して防犯カメラを導入するための具体的なポイント”を解説します。
↓筆者宅の防犯カメラ設置例

1. 安く見た目をよくする最大のコツ=「電源コンセントを設計段階で仕込むこと」
防犯カメラをDIYで取り付ける場合、最もネックになるのが屋外電源の確保です。
最近はソーラーカメラも商品が豊富にありますが、コンセント計画が立てられる段階なら、候補からは外しておいて良いと思います。(ソーラーパネルの外観や日の当たらない北側や軒下でのバッテリー持ち、ライトの点灯照度などいくつか懸念があるため)
屋外コンセントは「地面から高さ2.5~3.0m」が基準
成人男性(身長170cm前後)が立った状態で手を伸ばした高さの平均が約 215〜225cmなので、いたずら防止のためにも2.5m以上は確保しておきましょう。
また、高すぎても脚立で手が届かなくなり設置時/メンテナンス時に不便なので、地面から高さ2.5~3.0mの高さで設定しておきましょう。
コンセントは迷ったら“家の四方+玄関”に
筆者の場合、着工前に計画した屋外コンセントは1カ所につき6,000円でした。
引き渡し後に屋外コンセントの増設を依頼すると1~3万円/箇所するので、設置場所を決められない場合は”家の対角線上の角、玄関/駐車場付近に一旦つけておいてしまうのもありかと思います。
ただし注意点がひとつ:
- 軒がない場所はカメラの寿命が短くなりやすい
→ 直射日光・雨風の影響で故障リスクが上がるため
→ 可能な限り 軒下に設置するのが最適
2. コンセントBOXで指定すれば外観がスマートに
屋外コンセント設置の際、
防犯カメラ取付対応のコンセントBOXで指定しておくのがおすすめです。
↓筆者宅のコンセントボックス(カバーを取り外した状態)

● 例:未来工業「防犯カメラ取付四角ボックス(PV4B-2010FK)」

これを使うと…
- ボックスに直接カメラを取り付けるため外壁に穴を開けなくてよい
- 配線がすべてボックス内に収まり、見た目がスマート
- 交換時も簡単
筆者はこれを指定し忘れ、↓のような小さめの通常ボックスになってしまったため、少し取付に苦労しました。(これは防犯カメラ用ボックスではないので、マネをしないようにお願いします)

これから建てる方は、ぜひ設計時に指定してください。
3. DIYした場合の実際の費用(筆者の例)
| 内容 | 費用 |
|---|---|
| カメラ2台+モニター(楽天で購入) | 約60,000円 |
| 脚立(ホームセンター) | 約7,000円 |
| 取付用ネジ+ナット | 約200円 |
| 合計 | 約67,000円 |
業者依頼なら 20〜30万円 が相場のため、DIYで約3分の1以下に節約できました。
費用には計上していませんが、市区町村へ防犯カメラ設置補助金を申請し、1万円が支給されました。
4. DIYのメリット
① 圧倒的に安い
機器が安く買えるだけでなく、工賃がゼロ。
② カメラ寿命(10〜15年)でも自分で交換できる
外壁に穴を開けずコンセントBOX設置にしておけば、
将来の交換作業も非常に簡単です。費用も50年で3回交換したとすると13万円×3=39万円の節約になります。
③ 家のWi-Fiと電源だけあれば、メーカー自由
最近は Wi-Fi対応カメラを各メーカーが出しているため選択肢が多く、
後からコスパのいいカメラを選ぶことが可能。

「建築時に配線方式で特定メーカーに固定される」
といったデメリットがなく、選択肢が広がります。
5. 実際にDIYした感想(筆者)
- 設置は脚立とドライバーがあれば十分作業できた
- コンセント位置をきちんと計画しておくと、本当にあとで楽だった
- 設置した後も自分で増設したり、微調整できるので便利だった
- 新築計画中はいろいろと考えることが多く、後回しにできるのは気持ちが楽になり、節約にもなるので良かった。
- 差額13万円というと会社員の手取りの半分くらいだが、作業時間は1-2時間程度なので、かなりコスパが良いと感じた。
特に、計画段階ではできるか不安でしたが、屋外コンセントさえ確保されていれば初心者でも十分取付可能だとと感じました。

設置後に購入した防犯カメラ+モニターのシステムに相乗りで、室内の赤ちゃんカメラ(ペットカメラ)も増設できたので、使い勝手が良く生活の質が向上したので、ほんとにDIYしてよかったと感じています。
まとめ:新築時の計画で“将来の防犯費用”が大きく変わる
✔ 屋外コンセントを設計段階で入れておく(高さ2.5~3.0m)
✔ 迷ったら家の対角線上の角,玄関,駐車場付近の軒下
✔ コンセントBOXを「防犯カメラ対応」で指定
✔ Wi-Fiカメラなら後から自由にメーカーを選べる
✔ DIYなら業者の1/3の費用で設置可能
特に平屋は外壁が低く作業しやすいため、
コスパ重視ならDIYカメラ設置は非常に相性が良い方法です。
本記事を参考に防犯カメラ設置DIYをやっていただければ、ご自宅だけでなく地域の治安にも貢献できると思いますので、そうなれば私もうれしく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。。


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